近年、地球全体で問題となっている「地球温暖化」。その一番の原因として言われているのが二酸化炭素(CO2)です。
その二酸化炭素の吸収源として、注目されているのが「森」なのです。
地球温暖化について各国の代表者が集まり、方針を定めた京都議定書では、日本の二酸化炭素排出量を1990年の水準よりも6%削減することが義務付けられました。実はその6%の内、約4%を森林が吸収するのです。
皆さんも知っているように、植物は光合成をしています。二酸化炭素を吸収し、太陽のエネルギーと水とで光合成を行い、糖と酸素を作り出します。
しかし、近年は木材需要の低下などで林業は低迷し、日本の森林は荒廃が進んでいます。海外の木材を利用するのではなく、地域材、国産材を利用することで、木材需要の向上が期待でき、積極的な森林整備が可能となるのです。
森林を守り、育てていくことで、二酸化炭素をたくさん吸収する豊かな森が形成されます。一人ひとりが木材を積極的に活用することで、地球温暖化の防止に繋がるのです。
森は、ただ木を育て、伐採し利用するというだけでは、育ちません。
森林が育つには、下刈りや除伐、間伐などを行い、適切に養分を行き渡らせるとともに、太陽の光を遮らないように木が伸び伸びと育つ環境を作る必要があります。
しかし日本の森林は、海外の安い木材への需要の高まりなどで林業従事者は減り、放置されるところが増加しています。
そのため、まずは地域材を普及させることが一番の課題です。
地域材を普及させるために、積極的に地域材を活用していくことが私たちの使命です。
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